真冬におちるあまいワナ
咲く花の少ない1~2月は、ガーデナーにとっては寂しい季節ですね。
家にあるのは、休眠中や開花待ちの球根プランターばかり。
Photo by kii watanabe
プランターや土の整理など、やることはいくらでもあるし、3月になれば秋植え球根も咲いてくれるのですが。
ついつい「ちょっと見るだけ……」と、ガーデニングショップやホームセンターの花苗売り場へ行っちゃうんですよね。
最近は、冬でも安くてかわいい花苗がたくさん出まわります。
いつものことですが、手ぶらで帰って来られるワケがないのです……!
寂しい鉢が増えただけ
予想通り、花苗売り場は元気いっぱいに咲いた花たちで賑やかでした。
あざやかに咲く花たちを見ると、やっぱり気分があがりますね!
こんな寒い時期なのに花苗たちが元気なのは、おそらく数日前まで生産者さんの快適な環境下で栽培されていたからです。
わたしたちが買ったあとは、多くの場合、屋外で育てることになるので、この花付きはなかなか維持できないんですが。
それでも、このイキイキとした姿を見たら買わずにはいられないのです!
今年は、「ユリオプスデージー」と「モミジバゼラニウム」を買っちゃいました。
ユリオプスデージーを選んだ理由は、花壇管理の仕事をしていたとき、冬の間中ずーっと咲いてくれていたから。
Photo by kii watanabe
花の少ない時期に、大活躍してくれた覚えがあるのです。
低木類で大きくなるので、「家では買わないわ~」と思っていましたが。
……買っちゃいましたね(笑)。
モミジバゼラニウムは、赤色ときみどり色の葉っぱがキレイなので、もし開花しなくても彩りにはなってくれるかな、と。
Photo by kii watanabe
どちらも買ってすぐに植えつけましたが、ユリオプスデージーは買ったときに付いていたつぼみが終わったら、それきり咲かなくなってしまいました。
モミジバゼラニウムも、いったん花芽が付いたのですが、1月の大寒波でその花芽が落ちてしまい。
結局、休眠中の「花なしプランター」が2つ増えただけになってしまいました(笑)。
秋に育てて冬に咲かせる
おそらく、わたしは買うのが遅いんですね。
冬に咲いて欲しいなら、秋から植えてしっかり育てておくのが正解です。
ちなみに秋植え球根も、冬ギリギリに植えるのではなく、秋のうちにしっかり根を張らせておくのが大切なのだそうですよ。
幸い、今回買ったユリオプスデージーは「低木」、モミジバゼラニウムは「多年草」です。
今年の春からしっかり生長してもらい、来年の冬には活躍してもらえるよう大切に育てます。
そして来年は、真冬に花苗売り場をうろうろしないように気をつけます!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました☆