2022年2月2日。
旦那さんと2人で、金剛山のツツジオ谷ルートを歩いてきました!
金剛山ツツジオ谷ルートとは
金剛山にはたくさんの登山ルートがあります。
ツツジオ谷ルートはその中のひとつで、冬の氷瀑(凍った滝)が見られることで有名ですね。
整った登山道とは違い、途中からは凍った沢の上を歩くので、登山初心者にはなかなかの試練でしたよ。
登山口から数分で、ロープをつかんで歩く箇所が。
Photo by kii watanabe
もう不安でいっぱい……(笑)。
Photo by kii watanabe
Photo by kii watanabe
怖がりにとっては地獄でしたよココ↑。
Photo by kii watanabe
サバイバル感が好きな方や、登山になれた方に人気のコースかと思いましたが。
なんと、女性登山者にも人気が高いとのこと。
世の女性陣は、たくましいですねぇ。
下山した今なら少しはわかる気もしますが、この時は「ここ人間が入っていいとこなの……?」くらい怖かったです。
Photo by kii watanabe
ぬかるむ足下、手すりのない高所が怖すぎて、目的の氷瀑もほぼ楽しめず。
旦那さん:あれ、氷瀑やで。
わたし:見た見た、もう進んで(泣)!
みたいな(笑)。
滝の近くまで下りられたらしいのですが、知らずに2人でどんどん登ってしまい、高いところから氷瀑をチラ見して、写真も適当に連写して、前に進みました。
旦那さんには悪いことをしました……(笑)。
上の写真は、そのときに撮った広域の写真をトリミングしたものです。
本当はもっともっと大きな滝で、迫力がありましたよ。
冬に行かれる方は、ぜひ近くへ行って下から見上げる氷瀑を楽しんでください。
気温の高い日は、氷がぐしゃっと落ちてくるので、ご注意を!
Photo by kii watanabe
その後もしばらく、岩や氷の上でツルツルすべりながら、ひたすら登り続けました。
絶対、初心者向けのルートじゃないよな~……、なんて思いながら。
初めての登山スパッツ&軽アイゼン
この日は、積雪の山に登るので、2人とも泥よけのスパッツを装着していました。
Photo by kii watanabe
初めてなので、これだけで気分が上がりますね!
そして、いよいよ雪が氷に変わるあたりで軽アイゼンを装着。
Photo by kii watanabe
ほかの登山者の方も、同じ場所ですべって、同じ場所でチェーンスパイクなどを装着していました(笑)。
これも初めてなので、ちょっとドキドキ……。
でも、歩き始めてすぐにツメの威力を実感。
アイスバーンでもすべらない!なんて頼もしいんだ軽アイゼン!
Photo by kii watanabe
Photo by kii watanabe
相棒(軽アイゼン)の力を借りて、道なき道をひたすら登りました。
Photo by kii watanabe
絶対、初心者向けのルートじゃない……(2回目)。
山頂ではソフトクリームでしょ
山頂付近に到着すると「ご苦労さん」の看板が。
Photo by kii watanabe
「人間界に帰ってきた……!」という感じでホッとしました。
国見城跡広場へ向かうと、ライブカメラでよく見る風景!
Photo by kii watanabe
日に日にコワくなっていくトトロの雪だるまも、実際に見ることができました(笑)。
Photo by kii watanabe
記念撮影をする場所なので、これらをつくった人たちは、責任を持って修繕に来て欲しいですよね~。
1人がつくるとみんなつくるから、どんどん増えて、どんどんコワくなっていく(笑)。
記念撮影のあとは、売店でソフトクリームを1つ買って、2人で半分こ。
Photo by kii watanabe
店の中から出てきた登山者さんに、「寒いのにソフトクリームを外で食べてる!」と笑われました。
気温は-1℃。
確かにおかしい(笑)。
でも、お出かけ先で食べるソフトクリームって、おいしいんですよね。
食べ終わってから、辺りを散策。
樹氷もとてもキレイでした!
Photo by kii watanabe
帰りは千早本道でひたすら階段くだり
帰りは歩きやすい千早本道で下山します。
Photo by kii watanabe
ツツジオ谷ルートの険しさからは想像できないほど整備され、まるで別の山のようです。
こちらは、千早本道の9合目にある看板。
Photo by kii watanabe
千早本道で登ってきた人は、ここでこの選択(楽な道・近道)を迫られるんですね(笑)。
わたしのように、足をプルプルさせながら登ってくる初心者には究極の選択ですよ。
この日の下山は15:30ごろでしたが、何人もの方とすれ違いました。
みなさん、ウォーキングのような軽装で、ザックすら持たない人も。
今からサクッと登って下りてこられるような人たちは、あの分かれ道で悩まないんだろうなぁ……(笑)。
雪のなくなった山道で軽アイゼンをはずしながら、わたしももう少し足腰を鍛えねば、と(うっすら)思いました。
Photo by kii watanabe
金剛山のツツジオ谷ルート、(終わってみると)とても楽しかったです!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました☆