アラフィフ夫婦で、初めてシーカヤックを体験しました。
串本の海で、落ちそうになるたび大絶叫!
密にならず、大声で笑えるシーカヤック、おすすめです☆
まずはカヌーとカヤックの違いから
いちばんわかりやすいカヌーとカヤックの違いは、パドルです。
パドルの片側だけに漕ぐ部分(ブレード)がついているのがカヌー、両側についているのがカヤックです。
Photo by kii watanabe
ちなみに、パドルを使って前向きに進むのがカヌーとカヤック、船べりに固定されたオールを使って後ろ向きに進むのがボートです。
今回、わたしたちは、パドルの両側にブレードがついている「カヤック」に乗ってきました。
カヤックに乗るための服装は?
カヤックで推奨される服装は、
◆乾きやすい化繊の服
◆マリンシューズ
が基本です。
ジーパンやパーカーなど、水を含んで重くなる綿素材の服では、参加できないこともあるのでご注意を。
海に出たあとは、陽射しや風、雨をさえぎるものがないので、
◆日よけの「ラッシュガード」(夏)
◆帽子・サングラスなど(夏)
◆寒さや雨対策の「レインウェア」(冬)
などがあると安心ですね。
最適な服装は、参加する体験ツアーの行き先や内容にもよるので、ホームページなどで過去のツアー写真を見ておくと参考になりますよ。
ちなみに、冬のカヤックでは「水着はいらない」といわれるかもしれませんが、わたしは「着ていてよかった……!」と思ったことがあります。
「転覆するかもしれない」ということではなく、しぶきや波でびしょ濡れになっても気にせず遊べるように、どのシーズンも水着を着ておくのがおすすめなのです!
操作は頭で考えないのがコツ
カヤック体験当日は、初めてなら、おそらく陸上で漕ぎ方のレクチャーがあります。
「前に進むときは……」と、口頭で説明してくれますが、頭で考えるとかなり混乱しました。
陸上では、パドルの持ち方だけをしっかり覚えて、漕ぎ方、止まり方などは、漕ぎ出してから体で覚えるほうが、断然わかりやすいです。
旦那さんは、車の運転がとても上手で、どんな場所でもすんなりと駐車できる人ですが。
カヤックの操作を頭で考えすぎて、一時、わたしよりパニックになっていました(笑)。
Photo by kii watanabe
「習うより慣れよ」、ですよ。
夢中になると記憶はきえる?
カヤックは、乗ってみると、思った以上に細長くて、かなり不安定。
振り向いたりして、頭を動かすだけで大きくかたむき、何度も落ちそうになりました。
その上、波に揺られたりすると、めっちゃ怖いんですよね。
おぼつかない操作で、横波をくらっては叫び、旦那さんとぶつかりそうになっては叫び。
和歌山県串本町の海で、国の名勝天然記念物に指定されている「橋杭岩」の間を通る、といわれたときはもうインストラクターさんは頭がおかしいのかと……。
Photo by kii watanabe
「天然記念物なんで、あたらないようにしてくださいね~」といわれたあとは、あまり覚えていませんね。
気がついたら、堤防内に帰ってきていました。
通れたんですね、わたし。
カヤックは1人乗りだったので、「密」にはなりません。
海の上でたくさん叫んで、勝手に盛り上がって、興奮状態で砂浜へ降り立ちました。
橋杭岩を通り抜けたという、大事な場面は記憶にありませんが。
「よくわからんけど、なんかめっちゃ楽しかった!!」という感情だけは、しっかりと残りました。
これから、海でカヤックに乗るみなさま。
参考になりましたでしょうか(笑)?
おわりに
初めてのカヤック体験は、あっというまに終わってしまいました。
こういうアクティビティって、コツがわかってきた頃に終わっちゃうんですよね。
おかげで、次回のリバーカヤックにつながるわけですが。
ちなみに、アウトドアを楽しまれるなら、防水のカメラを持っておくと、楽しさが倍増しますよ。
雨や水没を気にせず、たくさん思い出を残しましょう!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました☆
