注)幼虫の写真が2枚、さなぎの写真が1枚あります
いよいよ4月に入りました。
気温もずいぶんと上がってきましたね。
わが家では、春の植え替えの準備で大忙しです。
先日、ガザニアを植え替えようと鉢をひっくり返してみると、何やら動く物体が2つ。
くるりと丸まっていたその2つは、陽にさらされた直後にピンと長く伸び、寝起きとは思えない速さで逃げ始めました(逃がしませんけど)。
いつものGoogleレンズで調べてみると、どうやらこのコたちは「コフキコガネ」の幼虫ではないか、ということがわかりました。
コガネムシの幼虫は、植物の根を食べちゃうので見つけられてよかったです。
共生できるならしたいけど、コガネムシの幼虫が大量発生したら樹木でも枯れるというウワサが。
成虫になったコガネムシは葉や花を食べちゃうので、ガーデニングでは共生は難しいですね。
それにしても。
そもそも虫に興味がないせいか、この見た目のせいなのか。
見ていてぞわぞわしますね……。
あかちゃんなのに、無垢さや愛らしさがみじんもない。
同じ幼虫でも、アゲハチョウの幼虫なら少しは見ていられるのですが。
ちょっとかわいい。
柑橘系の木の葉をかなりの勢いで食べるので、果樹園や菜園では害虫扱いですが。
ガーデナーの中には、チョウチョの卵を見つけたら虫かごに入れてキャベツで育て、さなぎから蝶になるのを楽しむ方もいるそうですよ。
わが家でも、母の庭のユズの木はアゲハチョウに提供しているので、その木はいつ見ても丸ぼうずです。
ユズの木には気の毒ですが、母が「隣の枝に移動した!」「さなぎになった……!」と楽しそうなので、こんなガーデニングもアリなのかな、と。
ただし、わたしのお庭(屋上)では、野菜や玄関前ディスプレイ用のお花を育てているので、植物を食害する虫は見つけ次第、捕殺です。
こちらは、屋上で土の整理をしているときに見つけた蛾の幼虫。
さなぎの姿でよかった……。
わたしも、ムダに捕殺するのはイヤなので、天敵を呼ぶ自然栽培をめざしているのですが。
アブラムシなんかがびっしりついたらもう、天敵が来るのなんて待っていられなくて。
植物がびしょ濡れになるほど薬剤をかけるので、今から天敵がきたら天敵もヤバイです。
できれば害虫が発生する前に、天敵たちにスタンバイしておいてもらうことはできないだろうか……。