ほろにがタネまきデビュー
2022年6月9日。
「時なしカブ」のタネをまきました。
春・秋まきなら50日程度で収穫できる、甘みの強い人気の品種です。
プランターにスジまきしたら、5日ほどで発芽。
Photo by kii watanabe
新しい芽、かわいいですね~。
Photo by kii watanabe
このあと、ちゃんと防虫対策をしなかったので、わりと早い段階で虫食いの被害がでてしまいました。
Photo by kii watanabe
薬剤を使いたくなかったので、犯人の捕獲をくりかえしましたが、防除しきれず最後はこんなありさまに。
Photo by kii watanabe
葉っぱがすべて食べられたので、カブも育たず。
Photo by kii watanabe
虫たちの食べ残しを食べる気にもなれず、初めての時なしカブの収穫は、ミミズプランター行きとなりました。
このチビすけが犯人です
わが家の時なしカブを食べちゃった犯人はこちら。
Photo by kii watanabe
チビのくせにめっちゃ食べるやん!
もちろん複数いて、葉をゆするとポタポタと簡単に落ちてくるんですよね。
それをピンセットで除去するんですが、取っているあいだ親がどこかで見ていて、「取られたからまた産まなきゃ~」なんて、何回も産みに来ているような妄想が……。
もうカブの収穫をあきらめたころ、チビすけたちの親玉を発見しました。
Photo by kii watanabe
主犯は君か!?
親玉じゃなく助っ人だった!
この写真をGoogleレンズで検索してみると、「フタオビドロバチ」ではないかということが分かりました。
「スズメバチ上科ドロバチ科」と聞いて、ヒヤリとしましたが(またスズメバチ!)。
人間への攻撃性は低く、刺されてもスズメバチのような心配はないそうです。
そしてなにより、あのチビすけたちはフタオビドロバチの幼虫ではなく。
むしろ、フタオビドロバチの幼虫のエサとするために、彼らの巣に持ち帰っていたらしいのです。
助っ人だったのか……!
てっきり、親玉かと。
チビすけたちはどうやら「蛾の幼虫」のようですね。
だったら、もっとたくさん連れて行ってくれたらよかったのに……。
植物を育てていると、どうしてもその汁を吸う虫が集まり、その虫をエサとする大きな虫が、さらにそれを食べる鳥が寄ってくるんですよね。
そうなると、鳥が花のタネを運んでくれたりして「この植物、何!?」みたいなのがたくさんある楽しい庭になるのですが。
まだまだ知らない虫だらけで、誰を追っ払っていいのやら。
先日のように、瀕死の「スズメバチ」を保護してしまわないよう、少しずつ覚えていこうと思います(笑)。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました☆
【出典】
◆ドロバチのオスは交尾器で刺して身を護る