11月のシーカヤックに続き、12月にはリバーカヤックに挑戦。
急流、緩流が交互にあらわれ、リバーカヤックはドキドキの連続でした!
リバーカヤック体験の申し込み
リバーカヤックは、全国の川で楽しむことができます!
「レジャー紹介サイト」なら、情報や口コミをチェックしたあと、そのまま申し込めるので便利ですよ。
レジャー紹介サイトに載っていない場合、
◆カヤックスクールの体験ツアー
など、各団体のサイトからも申し込むことができます。
希望の川がある場合は、「○○川 カヤック体験」「○○県 リバーカヤック」というワードで、検索してみてはいかがでしょうか。
わたしたちは、宿泊したキャンプ場が主催する「リバーカヤック体験ツアー」に参加したので、細かい時間の変更などがスムーズに進みました。
リバーカヤックの料金は、3時間で大人1人7,000円程度が相場のようです。
例えば、「KAC古座川アドベンチャー倶楽部」の場合
◆大人(高校生以上) 6,600円(税込)
◆小人(中学性以下) 4,950円(税込)
(2022年9月1日現在)
です。
これより大きく上回る(または下回る)場合は、ツアーの「所要時間」や「行き先」など、内容を再度確認されるのがよいかもしれませんね。
リバーカヤックの服装と持ち物
リバーカヤックの基本的な服装・持ち物としては
*速乾性のある服装上下
*マリンシューズ
*ひも付きの帽子
*ひも付きのサングラス
などが、推奨されています。
リバーカヤックは、水上のアクティビティなので、濡れることを想定して、化学繊維など速乾性がある動きやすい服装で参加しましょう。
ジーパンやパーカーなど、水を含むと重くなる綿素材では参加できないことがあるのでご注意ください。
リバーカヤックでは、浅い場所でカヤックがとまってしまい、川に下りてザブザブ押して進むことも。
Photo by kii watanabe
下着が濡れないかヒヤヒヤしなくてすむように、どのシーズンでも水着を着ておくのがおすすめですよ。
また、川では、陽射し、雨、風を除ける場所が少ないので、フード付きのウィンドブレーカーやラッシュガード、レインウェアなどがあると安心です。
春・秋はウィンドブレーカー、夏はラッシュガード、冬はレインウェアなど、季節や天候によって使い分けましょう。
持ち物は、濡れないよう防水ケースに入れておくのがおすすめです。
水中に落としても、基本的には拾ってもらえないことが多いので、スマホや帽子、サングラス、めがねなどは、ひも付きのものがいいですね。
カメラも、ひも付き水中カメラなら安心です。
「落ちたら……」「濡れたら……」と、よけいな心配をせずに思いっきり遊べるよう、万全の装備でのぞみましょう!
なお、マリンシューズや防水ケースなどはレンタルできることもあるので、申し込んだ体験ツアーのホームページなどで確認してみてくださいね。
シーカヤックとの違い
1か月前のシーカヤックでは必要なかったヘルメット。
Photo by kii watanabe
リバーカヤックでは、標準装備となっていました。
Photo by kii watanabe
「流れが激しい場所があり岩場も多いので」と、いうことだと思いますが。
渡されたときは、ピリリっと緊張しましたね(笑)。
実際、広い海を漂うように進むシーカヤックとは違って、リバーカヤックでは、川の激しい流れにのったり、大きな岩を避けたりする技術が必要です。
海や川によると思いますが、わたしたちの場合は、海より川の方が、アドベンチャー感が高かったです。
あとは、スタート地点から2~3時間も川を下るので、ゴール地点にお迎えの車がいるのもリバーカヤックの特徴でしょうか。
ゴール地点から、スタート地点の駐車場まで送ってもらいながら「こんなに下ったのか……」と、驚きました。
車だと、一瞬でしたけどね。
これがリバーカヤックの魅力!
リバーカヤックの魅力は、なんといっても水上を進みながら見る川沿いの景色です。
わたしたちは12月に訪れましたが、和歌山県は気温が高く、まだまだ紅葉が楽しめました。
Photo by kii watanabe
古座川沿いだったので、天然記念物の一枚岩や、
Photo by kii watanabe
こんな迫力ある風景も。
Photo by kii watanabe
流れが穏やかな場所は、流れにのって、ゆる~っと進むだけなので、景色を堪能できました。
Photo by kii watanabe
ただし、クネクネと曲がった場所は流れが速く、集中力が必要です。
「岩の間をすり抜ける」「すり抜けたあと転覆しないようすぐに方向転換する」など、操作が忙しく、景色を見ている余裕はありません。
けれど、この「刺激」と「リラックス」を交互に楽しめるところも、リバーカヤックならでは魅力だと思いました。
リバーカヤックの「ここがアブナイ」
「川は生きもの」といわれるように、季節や天気によって、その表情は変わります。
場所によっては、流れが速すぎて初心者には対応できないことも。
わたしたちも、途中でカヤックを持って、川辺にあがる場面がありました。
Photo by kii watanabe
インストラクターさんによると、このあたりは増水すると、スタッフの方でもケガをするほど危険な場所だそうです。
インストラクターさんは、危険を見きわめてその日のコースを決めてくれるので、ツアー中は必ず指示に従うようにしたいですね。
なお、わたしがいちばん怖かったのは、水面ギリギリに隠れている岩です。
近くに来るまで、ぜんぜん見えないんですよね。
Photo by kii watanabe
岩が隠れているあたりだけ川の流れが違うようですが、そんなの初心者にはわかりませんよ。
これに船底があたると、転覆することもあるようなので、本当にドキドキしました。
インストラクターさんが写真を撮ってくれるときには、順番が前後することもありますが、できるだけ先頭をきらず、インストラクターさんの通ったあとをいくのが正解だと思います(笑)。
リバーカヤックにおすすめの季節
リバーカヤックは、装備次第では一年中楽しめるアクティビティです。
ただし、「より快適に」楽しめるのは初夏と秋ではないでしょうか。
リバーカヤックの魅力が景色だとすれば、楽しめる期間が長いのは新緑と紅葉です。
Photo by kii watanabe
川沿いに桜並木があれば春もいいですが、そこでカヤックツアーが開催されている可能性や、開花時期の短さを考えると、選べる場所が限られてしまいます。
川の上では、強い陽射しや雨、風などをさえぎるものが少ないことを考えると、初心者のうちは真冬と真夏も避けたいところですよね。
と、いうことで。
川沿いの景色が安定してきれいで、気候のよい初夏と秋がおすすめなのです!
ちなみに、12月の古座川(和歌山県)は景色も気候もよかったですよ。
足もとはどうしても濡れるので、日陰に入ると少し寒かったですが。
Photo by kii watanabe
基本的には動いている時間が長いので、気温の高い和歌山県であれば、冬でも楽しめるのではないでしょうか。
どこへ行かれるにしても、暑さ・寒さ対策は万全に。
そとあそびは、全力で遊べば、いつでもどこでも楽しいのです!
おわりに
流れに緩急があるリバーカヤックは、とても刺激的でした!
ちょっと難しいアクティビティほど記憶に残り、またチャレンジしたくなるんですよね。
以前、一緒に出発した70代くらいのご夫婦は、カヤックごと岸に突っ込んでましたが、とても楽しそうでした(笑)。
わたしも、紅葉の季節にまたチャレンジしたいです!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました☆