2019年8月、初めてのキャンプで奈良県天川村のみのずみオートキャンプ場へ行ってきました。
キャンプギアは十分すぎるほどにそろえていきましたが、とにかく知識がないので、次々とトラブルが勃発。
今回は、アラフィフ夫婦の初キャンプ(1日目)の様子をご紹介します!
初めての荷積みとテント設営
初キャンプを前に、「テント設営がうまくいかなかったらどうしよう……」と、いうようなことばかりを気にしていましたが。
実際の問題点は、それ以前のところに、まんべんなく散らばっていました。
最初の難関は車への荷積み
前日までに、キャンプ道具のパッキングを完了し。
当日の朝は、せっせとそれらを車に積み込みます。
わが家はマンションの7階なので、1階の駐車場まで2人で3往復。
まずは、どこに車をとめておくかでもめました。
駐車場内にとめたらジャマになるし、マンションから離れると運ぶのが大変。
結局、駐車場のいちばんはしに寄せて、急いで荷物を運びました。
お次は積み方。
わが家の車は、後部座席を倒しても、キレイにフラットになりません。
あれやこれやと試しながら強引に積みましたが、並べた荷物が安定せず、あぶなっかしい積み方に。
次回からは、後部座席の足下に長物をならべ、あとは後部座席を倒さず、レジャーシートを敷いて積もう、ということになりました。
スタートするまでに、汗だくです!
祝!初のキャンプ場チェックイン
キャンプ場付近まで来ると、道の駅「吉野路黒滝」が。
小腹もへったので、ちょっと寄り道です。
お昼ごはん代わりに、名物黒滝こんにゃくや草餅を食べていると、道の駅のうらを流れる丹生川から、全身びしょ濡れの子どもが上がってきました。
この日は、わたしたちも、キャンプ場の裏を流れる天ノ川で川遊び予定だったので、(後でわたしたちもあんな感じになるんかな~)と、ちょっとドキドキ。
腹ごなしを終えて、キャンプ場へ向かいました。
細~い道をぬけて。
キャンプ場に到着です!
偶然そこにいたのか、出てきてくれたのかわかりませんが、オーナーのご主人(らしき男性)が車を誘導してくれました。
チェックインのために管理棟に入ると、中にはたくさんのランプがつるされ、薪などのキャンプ用品が。
あぁ。
キャンプ場へ来たんや……(感動)。
初めは2人で説明を聞いていましたが、途中で「じゃあ、旦那さんはもう車でサイトへ行ってもらって。坂道上がって1番上だけど、狭いからバックで上がった方がいいよ。薪ももう持って行って。」とのこと。
おそらく、管理棟横の駐車場が狭いので、場所をあけて欲しかったのではないでしょうか。
旦那さんだけ先にサイトへ行ってしまいました。
1人で案内を受けるも、ご主人は忙しそうで、金額をまちがえる、別の人の接客をする、戻ってきてまた金額をまちがえる、とバッタバタ。
逆に、こっちが落ち着いてきちゃいました(笑)。
すったもんだでテント設営完了
なんとかチェックインを終え、管理棟まで迎えに来てくれた旦那さんと一緒に、キャンプサイトへ。
この坂をバックで上がったのか……(乗ってなくてよかった)。
1番上の10×10m(くらい)のサイトだったので、ロゴスの2ルームでも余裕の広さでした。
さっそくテントを広げ、「こっちが先だ」「ロゴスの店員さんはこういってた」などといい合いながら、なんとかテントが立ち上がり。
ロゴスの店員さんに教えてもらったとおり、全体に防水スプレーをふります。
がんばれ~。
テントができればペグをうち、グランドシート、インナーテント、インナーシートなどを入れて設営完了。
初めてのわが家。
ちょっとよれよれだけど、いいんじゃないでしょうか。
設営後は、キャンプ場の横を流れる清流「天ノ川」で、初めての川遊びに挑戦しました。
実は、この川遊びでもトラブルが発生。
長くなってしまうので、その時の様子は、水遊びページでご紹介しますね。
初キャンプの夜の思い出
キャンプにまつわるキーワードはいろいろありますが。
私たちは初キャンプの夜に、「キャンプごはん(BBQ)」「焚き火」、そして「迷惑キャンパー」の3つを経験することができました(笑)。
キャンプごはんはやっぱりBBQ
初めてのキャンプごはんは、BBQ(お肉・野菜)、おにぎり、焼きそば、プレンチトーストでした。
何を思ったのか、お肉はなんとデパ地下で購入。
スーパーと同じ感覚で買うと大変なことになるので、「ロース4枚、バラ4枚……、」という買い方にしました。
デパ地下の店員さんはすごいですね。
そんな買い方をしても、笑顔で対応してくれました。
控えめに買ったつもりが、それでも3,000円超え。
デパ地下、怖い。
奮発してお肉を用意したにもかかわらず、その日のキャンプごはんで、旦那さんの評価がいちばん高かったのは「焼きそば」でした(笑)。
もしや、お肉と一緒につけてくれた牛脂を使って炒めたから?
単純に、屋外で食べる焼きそばが最強だということ?
初めての炭火焼きで、焼き加減がわからず、お肉が硬くなってしまったせいもあるかもしれませんが、お肉の評価はイマイチでした。
おやつのプレンチトーストは、ジップロックの中で液状にくずしたプリンに食パンを浸し、バターで焼くだけ。
簡単ですが、食パンになかなか染みこまず、長く浸しすぎたせいか、やわやわに。
しかも、プリンの糖分やカラメルのせいか、焼き始めてすぐに焦げてしまいました。
わたし:「……なにコレ?」
旦那さん:「オレが聞きたいわ」
見た目はさんざんですが、お味のほうは?
ずばり、プリン味のトーストです(笑)。
おうちで作る場合は、プリンをまずレンジでチンして……、というレシピになるようなので、気になる方はお試しください。
《参考》
https://web.pucchin.jp/info/recipe/prench_toast.html
最後は、ホットコーヒーで締めくくり。
お湯を沸かすのに、コンパクトバーナーを使わず、なぜか網の上にのせる初心者ふたり。
残っている炭では火力が弱く、なかなか沸かないので、網を上げて新しい炭を投入。
炭に火をつけようと、ガスバーナーを噴射したら、残っていた灰があたりに飛び散ってしまいました。
……まぁ、そうなりますよね。
結局、この日のキャンプごはんで、旦那さんのナンバーワンは焼きそば、わたしはおにぎりでした。
次回のキャンプは、安くつきそうです(笑)。
食後は焚き火の練習
食後は、いよいよ焚き火に挑戦です。
火だねは用意していなかったので、BBQで残っていた炭を利用して火をつけました。
焚き火、というよりは、焚き火の練習……?
そして、車が近い(笑)。
でも、ちゃんと燃えてくれてひと安心。
ふたつお隣のキャンパーさんの焚き火の火柱が、キャンプファイヤーなみに上がっているんですけど……。
どうしたらあんなふうになるんだろう?
何が正解かはわかりませんが、わたしたちはとりあえずすべての薪を燃やし、10時の消灯までにテントの中へ。
テーブルやチェアーもテントのリビングに入れました。
お次は初めての寝袋です!
わたしたちは、比較的どこでも寝れますが、その日は眠りを妨げるものがひとつありました。
孫よりじいじがうるさい話
このキャンプサイトは、山の斜面を利用して、段々にサイトを作っているのですが。
一段下のファミリーの声が、いつまでもうるさい。
声って、上に向かってすごく響くので、よけいうるさく感じるのだと思いますが、とにかくおじいちゃんの声がデカイんですよ。
どうやら酔っ払っているようで、「こら~、やめとけ~」「じいじのいうこときけ~」と、ずっと孫を叱ってる。
孫の声なんて、まったく聞こえないんですけど。
(じいじ、うるさいな~)と思いながらうとうとしているうちに、どうやらじいじは寝た様子。
静かになったと思ったら、今度はそこのご夫婦がケンカを始めちゃいました。
「うるさい(笑)」。
声に出すと、旦那さんも笑っていました。
このファミリーを「迷惑キャンパー」と呼ぶのは厳しすぎるかもしれませんが、わたしたちは、その後、平日のガラガラキャンプを繰り返しているので、ホンモノの迷惑キャンパーに会ったことがありません。
と、いうことで、わたしたちにとって、いまだにこのじいじが1番の迷惑キャンパーなのです(笑)。
おわりに
今回は、アラフィフ夫婦の初キャンプ(1日目)の様子をお伝えしました。
キャンプ動画でしっかり予習したつもりでも、あれやこれやと起きるもんですね。
これがキャンプのおもしろいところだとわかるまで、しばらくかかりました。
さて、次回は初キャンプ2日目の様子をご紹介します。
この日も朝から、ドタバタでした(笑)。
お時間があれば、また遊びに来てくださいね。
長文を最後まで読んでくださって、ありがとうございました☆