先日、元旦那さんのお誘いでボルダリングジムへ行ってきました。
ボルダリングはロッククライミングの一種で、ロープやはしごなどの道具を使わず「手と足」だけで大きな岩(4~5m程度)に登ること。
自然の岩に登ること以外に、室内に造られた人工石(ホールド)のたくさんついた壁を登ることもボルダリングといいます。
「スポーツクライミング」が東京オリンピック(2021年)の種目になったこともあり、近年人気が上がっているようですが、日本に入ってきたのは、なんと40年以上も前だとか(1980年代)。
現在では、全国に300軒ほどのボルダリングジムがあるそうですよ。
スポーツジムのようにシャワーなどの設備が充実しているわけではなく、ロッカールーム、手洗い場、レンタルブース、ショップなど最低限の設備で運営していることが多いようです。
ボルダリングで必要なものは、動きやすい服、クライミングシューズ、手汗を吸着させるチョークです。
わたしたちが訪れたジムでは、シューズとチョークはレンタルできたので、初回は服だけを用意しました。
ただし、レンタルシューズはゆるゆるに広がっていたり、マジックテープがきかないものも。
借りるたびに400~500円はかかるので、続けるなら購入※するのがいいですね。
※ 2022年11月現在、ロシアによる軍事侵攻などの影響で入荷が遅れているそうです
ボルダリングの楽しみ方はいくつかあるようですが、はじめは決められたコース(課題)をクリアして、どんどん上の級に挑戦していくのがおもしろいです。
Photo by kii watanabe
課題は級ごとにテープで色分けされています。
例えば、6級(緑テープ)に挑戦するなら、緑テープの「スタート」と書かれたホールドから、緑テープのホールドだけを使って、緑テープの「ゴール」と書かれたホールドをめざします。
初級のうちは、足は自由にホールドを選べますが、少し級が上がると、足も色分けされたホールドしか使えなくなります。
ゴールにたどりつき、ホールドを両手でつかめば課題クリア!
……なんですけどね。
わたしたち初心者は、テクニックがなく力ずくで登るので、すぐに手のひらが痛くなり、腕がプルプルしてきました。
大人の体重を腕で引き上げるのって、懸垂しているみたいでかなり大変なんですよね。
ボルダリングでは足も重要なのですが、クライミングシューズは小さめを選ぶのが主流なので、足の親指がきゅうっと縮まって、立っているだけでめっちゃ痛い。
しかも、ホールドには「足の親指だけでつかむようにして乗る」のが基本。
ダイエットしないと、足の指折れる……(泣)。
ボルダリングには、太ももや肩の筋肉がいるそうですが、そんなトレーニングあまりしたことないし。
そういえば、膝痛、股関節痛、腰痛があるんだけど、ボルダリングしていいのかしら。
っというか、わたし高いところ苦手なんですけど。
ボルダリング、向いてる気がまったくしない(笑)。
元旦那さんは、はじめからわりとうまく登れていて、これからも続ける様子。
さて、どのタイミングで逃げようか……。
とりあえず、割引きのある3回目までつきあうということで。
ケガしない程度に、ボチボチやってみようと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました☆
【出典】
◆『インドアボルダリング練習帳』(2014年/山と渓谷社)